2023年9月 9日 (土)

お好みで鮨をいただける店巡り、まずは「すしのかま田」に行ってきた!

お好みでいただける札幌の鮨店巡りをしたい!ということで、多くの方が推薦された「すしのかま田」に行ってきました。

大将が仕込みから全部お一人でやってらっしゃるお店。きれいに仕事がされたネタが並んでいます。まずは、〆鯖やら甘エビやらをつまみで。ホタテを頼むと、ちょっと炙って、海苔に巻いて磯辺焼き風に。こりゃ旨い。

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いろいろつまんだ後、握りへ。ご飯の硬さ加減も好みです。マグロやイカも美味しかったのですが、この時の一番は大将が推薦するイワシ。上品な脂ののり具合のクセのなさは、知らずに食べたら絶対にイワシじゃなくて、トロかと思うレベルでした。で、出されてさっと食べちゃったので、写真がないという…^^;。

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私のお知り合いには「鮨店の娘」という方が3人いらっしゃるのですが、そのお一人、Bさんの帯広のご実家の鮨店で修業したのが、この「かま田」のご主人だとか。その技とネタの見極めは、本当に確かでした。

お勘定はいろいろおつまみを食べて飲んだので、2人で3万9000円程度。このご時世の鮨店としては、丁度いい感じでしょうか。ごちそうさまでした!

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2023年8月25日 (金)

パークハイアットニセコに宿泊したら、一番いいスイートにグレードアップされてた^^;。

8月上旬にバカンス!として、昨年に続き、「パークハイアットニセコ HANAZONO」に宿泊してきました。今回は2泊!先週記事をアップした「モリエール モンターニュ」はその時行ったものです。

パークハイアットニセコHANAZONOにはホテルとレジデンスがあり、基本どの部屋もスイート仕様!昨年はツインベッドマウンテンビューという、羊蹄山が見える部屋に泊まったのですが、それでもリビングにダイニングがあって、さらにベッドルームと、相当贅沢だと思ったものです。

今年は少しグレードアップして、温泉付きにしてみたら、価格変更の関係もあってか、シグニチャースイート<温泉付き>という、なんかホテルで一番良さげなスイートにグレードアップされちゃってました。163㎡って、ウチのマンションより広いぞって、いいのかこれ^^;。

入り口をドアを入ったところにあるのが、リビング。これだけでもめちゃ広です。窓の近くのスペースはベランダ風に空間がわけられていて、こっちにもソファーと椅子が。

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雲に隠れてますが、大きな窓からは羊蹄山の姿もすっきりと見えます。去年の部屋の窓はツバメくん達の糞でかなり汚れていたのですが、階が高いからか棟が別だからか、今回の部屋の窓はキレイです(^^)v。

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リビングのテーブルには、支配人のウェルカムメッセージとか、ウェルカムスイーツ(バームクーヘンワンホール!)、フルーツ(さくらんぼいっぱい!)とかあって、気分、上がります。

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さてお隣はダイニングルームなのですが、シグニチャースイートだと、フル装備のキッチン付きに!棚にはいろんなお皿からシルバー、ワイングラスもいっぱい。知らずにチェックインの時にシャンパングラスをお願いして持ってきてもらったんですが、申し訳なかったっす^^;。飲んだり、ちょっと仕事したりするのに、このテーブル&椅子は快適です。

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さらにその奥は、ベッドルーム。キングサイズのベッドはやっぱでかいですよね。ベッドルームの奥には洗面台とバスルームがあります。使い勝手の良い配置になっていますね。

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ベッドルームの窓側にあるのが、温泉です!浴槽に栓をして、壁にあるボタンを押せば、30分ぐらいかけて適量までお湯が入り、自動で止まります。追い焚きとかはできないので、一回一回、お湯を入れる感じですね。

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温泉からも山々の眺めが。この温泉エリアは床が石張りになっていて、お隣には寝っ転がれる椅子が配置されています。温泉入って、バスローブだけ身にまとって、ビールでも飲んで、羊蹄山の絶景を眺めて…って、なんか最高に贅沢ですよね〜。

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朝の散歩のホテルの様子。手前の2棟がホテルで、奥の2棟がレジデンスです。レジデンスの方が少し安く、また2ベッドルームのタイプもあったりします。

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羊蹄山の眺めも美しい!このHANAZONOエリアではアウトドア・アクティビティのメニューもいろいろで、ジップライン(やってみました!)やキャニオニングにラフティングなどを楽しめます。

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スタッフについては去年より日本人が増えた印象。フレンドリーな笑顔と挨拶で滞在を快適に。たまに日本語がちょっと苦手なスタッフがいるようですが、ご愛嬌。海外旅行レベルの英語なら、かなりスムースに意思疎通してステイを楽しむことができます。

冬はとてもじゃないと来れない価格になるパークハイアットニセコですが、夏ならなんとかなる範囲!ワールドレベルのマウンテンリゾートを、札幌からたった車で90分で味わえるなんて、なんかいいですよね(^^)。

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2023年8月19日 (土)

夏だから行ける!あのニセコの高級ホテルでディナーを!

夏はいろいろなアウトドア・アクティビティが楽しめるニセコのHANAZONOエリア。ちょっと奮発して、パークハイアット ニセコ HANAZONOに入っているレストラン「モリエール モンターニュ」で、ディナーなどしてみました。

HPからもメニューは見れるのですが、今風に食材のみ^^;。まずはアミューズ。

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小さな生のニンジンの上に、フロアで切りたての生ハムが!

お次の料理のテーマは「とうきび」。

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まずとうもろこしのスープが出され、後で横にある茹でたとうもろこしを持ってきてくれます。めちゃあまーいというのは、いつも道民がいただいている通り。

次のお題は「フリット」。

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たっぷりチーズの下は大葉(だったかな…^^;)で包まれたホタテのフリットです。おいし〜。

「季節野菜」はコレ。

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ブロッコリーを茹でたものを、ソースでいただきます。野菜の濃厚な味が感じられて、これはこれで。こんな感じでわかるように、北海道の素材を丁寧な仕事で、かつシンプルに仕上げた料理…というのが、このお店のコンセプトのよう。

次は北海道と言えば!の「毛蟹」。リゾット仕立てでやってきました。

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お口直しのシャーベットの後は、メインの「蝦夷鹿」。

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このメインのお肉の時には、「モリエール」の本店でもおなじみの、じゃがいものグラタンのサプライズ登場も。このグラタン、オレ、かなり好きなんですよね(^^)v。

デザートっぽく、お次は「北海道チーズ」。

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温めたカンパーニュに、削った道産ラクレットチーズがトッピングされています。ラクレットといえば溶かして…が定番ですが、こういう食べ方も美味。

「牛乳」で出るデザートは、アイスクリーム。垂らしたオリーブオイルとの相性も抜群です。

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…とまあ、北海道の主要な名物食材をフレンチで全部いただいちゃう!っていうメニュー。道外とか海外の美味しいもの好きには、オススメのコースになっているかと。北海道のフレンチ好きにとっては、なんかもうちょっと凝った料理を…と思っちゃう感じですけどね^^;。

 

 

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2023年8月12日 (土)

進化系プレミアムジンギスカンを食べてきた!

知り合いが皆行っているようなので(^^)、「成吉思汗 羊八」に行ってみました。この4月にオープンしたばかりのジンギスカン店です。

ここの特徴は、通常輸入肉が基本のジンギスカンのお肉を、道産の羊にこだわって提供していること。どこのお肉かは時期によって変わるようですが、今回は恵庭のえこりん村(「びっくりドンキー」さんがやってるとこ)のマトンを頼んでみました。

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このお店、お肉はスタッフが焼いてくれます。部位によっては脂身から。焼き上がった肉は、塩で食べたり、タレで食べたり。さすがマトン、味の濃さが違います。臭みなんかは全くありません。

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出てきた羊の脂で野菜も焼いてくれます。定番のタマネギだけじゃなく、美味しいのは短冊状にカットされたしゃっきり歯ごたえのレンコン!さらに菊菜を炒めたものは、塩味がなくても旨味たっぷりの絶品です。

さて、このお店、ニュージーランドやオーストラリアのラムも食べることが。タスマニア産の肩ロースを味わうことにしました。

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面白いもので、えこりん村のお肉に比べると、なんか普通のジンギスカンだなぁという感想。いや、それでも美味しいんですけどね^^;。希少部位としては、ラムタンなんていうのもあります。これは珍味!

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最近は〆はあんまり食べないんですが、ここのカレーと味噌ラーメンが絶品という話。味噌ラーメンを食べてみました。ま、ポーションも〆らしいサイズです。

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いや〜、他のものとはまた全然違う羊スープで、これも旨い!

美味しいジンギスカン店がいっぱいある札幌ですが、ちょっと良いお肉を…という時には面白いお店です。もうちょっとアルコール類の「盛り」が良ければ、もっといいんですがね…(^o^)。

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2023年8月 5日 (土)

あの憧れの道南の宿に、やっと泊まってきたよ(^^)。

長年宿泊したいと思ってて、昨年は予約したのにアクシデントでキャンセルになった道南は江差の温泉宿「江差旅庭 群来」にやっと泊まってきました!

もうちょっと江差市街から離れたところにあると勝手に想像していたのですが、観光スポットであるかもめ島の入り口、開陽丸の横にあるんですね〜、ちょっとびっくり!「あの」中山眞琴アーキテクツがデザインしたスタイリッシュな平屋の建物なのですが、この場所だからか、塀に囲まれています…^^;。

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お部屋は7部屋のみ。寝室にリビング、和室とスイートっぽい作りになっています。床材の木材が少し凸凹しているのがいい感じ。低い位置に作られた窓からは、江差のヨットハーバーの風景が。手前の宿の敷地には、丸い石が敷き詰められています。

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温泉宿ですが大浴場はなく、客室風呂のみ。お湯は柔らかくていい感じなのですが、も少し眺望が良ければ…。

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食事はお食事処で。江差産やこの宿のオーナーが運営する拓美ファームの食材を使った、和食コースです。殻付き雲丹とか江差産のズワイガニ、拓美ファームのサフォーク羊などが美味しかったですね。量も食が細くなった中年にはぴったりでした。

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あ、そうそう言い忘れていましたが、この宿、オールインクルーシブで、基本のアルコールは宿泊料金に含まれています。メニューはクラシックの生から金滴など道産日本酒、奥尻ワインなど道産ワインに焼酎などなど。お部屋からも注文できますし、食事の際にも同じメニューからお願いできます。食事処では別料金で、他の日本酒を飲むことも。郷宝の純米吟醸の米違いなんかを飲んだりしましたよ(^^)。

朝の散歩はすぐ近くのかもめ島へ。上はキャンプ場になっていますが、随所に眺めの良い場所が。距離も適当な絶好のウォーキングコースです。Img_2942 Img_2944

朝食は和食、洋食の選択が可能。洋食にしたのですが、スタッフに和食で提供するTKGも持ってきましょうかと言われ、食べることに。拓美ファームの卵の白身をご飯といっぱい混ぜて、黄身をのっけて、お醤油まわして…っと。これは美味かったですね〜。

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宿自体や客室のデザイン性が高く居心地が良いのはもちろん、スタッフの高飛車じゃなく、どちらかといえば庶民的なサービスにも好感。食事のレベルも高く、もう一度訪れてみたいなと思える宿でした。願わくば、周辺にもうちょっと魅力的なスポットがあれば…。

 

 

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2023年7月29日 (土)

ユッケもコスパも高レベルな円山の焼肉店に行ってきた!

これだけ暑いとやっぱり焼肉!ということで、最近テニス仲間となった犬塚さんの経営する焼肉店「和牛焼肉まるいち」に行ってきました。場所は円山公園駅前のケンタッキーの横。昔フレンチ焼肉があったとこですね。なかなかど派手な外観です(^o^)。

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今回はお初ということもあり、6000円の飲み放題コースに別途名物のユッケをつけてみました。白ユッケの赤ユッケ載せ!

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薄くスライスされた白ユッケの脂はとろけるような旨さ。上の普通の?ユッケは下にひかれた黄色い物体(タクアン&生姜にレモンもプラスかな…)とのマッチングが良くて、これも美味しいのです。ちなみに、この店のユッケは合法です。ご安心を^^;。

6000円のコースでも、10種類のお肉が食べられるということで、続々登場!

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どれも良い肉で、なかなかのお味!マルチョウが鍋で出てくるのも、いいですよね。また野菜もしいたけとか今回は万願寺とうがらしなんかもでてきたりして。この写真以外の肉もあって、10種類ぐらい味わえます。満足。

飲み放題のビールはクラシック、赤ワインが3種類あったりとドリンクの種類豊富で、なかなかいい感じ。このお肉と料理、飲み放題でこのお値段なら、なかなかのコスパだと思いますよ\(^o^)/。

オーナーの犬塚さん、実は京都で肉の店を2店舗やっていて、そのひとつ、肉丼のお店「おあがり」は、その丼のインスタ映えのルックスもあって、大ブレイクしているよう。今度京都に行ったら、そっちも行ってみようかしらん…。
https://oagari.com/

 

 

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2023年7月21日 (金)

北海道らしい食材の思いがけない組み合わせで綴られるフレンチ!

この4月にプレイタウンふじ井ビルに帰ってきた!「Akihisa Handa」に行ってきました。9階のこの場所って、よく考えると昔「うさぎ」があった場所なんですね…(Centro Cittaの時には気が付かなかった…^^;)。

お久しぶりなので、今回はコース。どの料理も半田さん厳選の北海道の食材が使われています。倶知安のキタアカリとポロネギのポタージュや、美瑛・芦別のこだわり農家の旬野菜の温サラダと野菜を堪能した次にでるのが、噴火湾の水蛸のコンフィに、芦別産の春菊のバターソース。お寿司屋さんで食べる柔らか煮とはまた違う、蛸の魅力が全開です。

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お次もびっくりの組み合わせ、噴火湾産穴子の上にのってるのは、なんとフォアグラ!意外に仲良しな組み合わせ、赤ワインの濃厚なソースと合います。

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お魚のメインは瀬棚産石鯛。右の鬼灯に包まれているのはヤリイカのラタトゥイユです。

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お肉のメインは豊頃町のELEZOで熟成した日高産短角牛のミスジ…って、写真撮影し忘れましたが、旨味たっぷりのお肉でしたよ\(^o^)/。

これだけ北海道の食材をいろんな切り口でいただければ、もう大満足!道外のお客様もぜひお連れしたいディナーです。

あ、あとこのお店、20時30分ぐらいからは、ワインバー使いもできるとか。グラスで飲めるワインもいろいろ、バー用のお料理もあるので、ちょっと一杯…もできちゃいます!

 

 

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2023年7月14日 (金)

奈良中部の旅もいろいろかな〜り面白い(^o^)。

オーバーツーリズム真っ只中の京都市街観光を避けて…の天橋立に続く第二弾。今回は奈良県中部の飛鳥・橿原・三輪を巡る旅のご紹介です。

奈良県は実は南北に大きな県で、東大寺などがある奈良市はその北端。もう少し南に下った辺りにも、歴史の香り漂う見どころが沢山あります。例えば三輪山を御神体とする大神神社は日本最古の神社。お酒と縁が深い神社で、全国の造り酒屋の杉玉はここから送られます。「みむろ杉」で知られる今西酒造さんもこの近く。

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奈良時代から続く長谷寺は、6月の紫陽花など「花の御寺」として知られています。延々と続く登廊が特徴的。

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さらに紫陽花や蓮のきれいな岡寺やあの石板の美人画で知られる高松塚古墳など、飛鳥もこのエリアです。

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直径20kmぐらいのエリアに、歴史的に価値があり、さらに観ても美しくて楽しいスポットがいっぱい。ただ問題は交通機関がちょっと不便ということ。そこで強い味方となるのが、軽自動車のレンタカー!北海道からの人なら、ほとんど自転車感覚で乗りこなせるはず(ホンマか^^;)。実際どこに行くにも30分以内で着きました。またこの辺り、譲り合わないと対向できない道も多く、軽自動車の車格がぴったりだったりします。

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今回は次に京都に移動する予定でしたから、近鉄・大和八木駅駅前で借りました。48時間で1万1500円。これで丸2日間、移動し放題ですから、かなり安い感じがします(もちろんガソリン代はかかりますが)。

そんな飛鳥・橿原・三輪観光の拠点として宿泊にオススメするのが、「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」。建物は奈良県のもので、あのフレンチのひらまつが指定管理者となっているオーベルジュなのです。奈良の食材をたっぷり使ったフレンチと、部屋からの田園の風景の素晴らしさもあって、最近大のお気に入り。今回はジュニアスイートに2泊してみましたが、超快適でした。奈良県の施設だからか、価格帯もかなりリーズナブルなんですよ。

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軽自動車で巡る、飛鳥・橿原・三輪エリアの歴史と花と、美食の旅。今後どんどん人気になるような気がするんですよね〜\(^o^)/。



 

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2023年7月 7日 (金)

定山渓の最新鋭ホテルでちょっと骨休めしてきた(^o^)。

もろもろ一段落で北海道の温泉で骨休めでも…ということで、ちょうど開業2周年を迎えた「グランドブリッセンホテル定山渓」に行ってきました。定山渓グランドホテルの後に建った、万世閣ホテルズ&ハマノホテルズの最新鋭ホテル。これがまた、最新鋭らしくラグジュアリーさをリーズナブルに演出していて(^o^)。

玄関にはドアボーイ(ガールでしたが)がちゃんと待機しているのですが、駐車場への駐車も荷物をカートに積むのも、お客様で。ロビーは広々としていて、渓谷の緑がとても美しく映えています。
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ロビーの奥には茶室と読書室のようなスペースも。なかなかのゆったりとした造りです。

客室までの案内はなく、カートを自力でお部屋まで(これはもちろん玄関に要返却です)。今回は客室露天風呂付きのツインにしたのですが、41平方メートルのスペースはかなり広々。大きな窓はロビー同様渓谷向きになっていて、その前にゆったりとした椅子とテーブルが設置されています。お酒を飲みながら寛ぐのにぴったりですね。

ツインのベッドもそれぞれセミダブル。客室露天風呂も十分な広さで眺めがよくて…と、安普請さもなく、お部屋の満足度は非常に高いです。

ホテルとしては地下1階になる大浴場にも行ってみたのですが、渓谷に立つホテルなのでこちらからも緑の景色が抜群に美しいです。特に広い露天風呂は温度が異なる浴槽の二段になっていて、お湯のすぐ向こうに緑が見える造り。これもかなり凝っています。透明なお湯の泉質もよく、いつまでも体がぽっかぽかでした。

夕食の前にロビーのバーで一杯。夕方のハッピーアワーはビールなど特定のアルコールが1杯500円で楽しめます。バーテンさんは売店の担当と兼務なので、ボタンを押して呼び出す必要があったりしますが…。

夕食は1階のレストランで。渓谷向きの席に座ってちょっと驚いたのが、各席に設置されたタブレット端末。お酒などドリンクの注文は、これで…というスタイルです。お料理は和洋中が混じったコース。まずは先付のアワビの柔ら煮、エビの芝煮、旬野菜の豆腐寄せとお刺身。
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お刺身は新鮮!お料理の味付けも、とても良い感じ。次は蒸し料理と魚介ということで、ちょっと中華風の料理が。

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左のお椀は活〆鱧のスウィートレモンソース。これ、美味しかったです。

メインはこのホテル自慢の十勝ハーブ牛プライブリブのローストビーフです。ワゴンサービスで、客席で希望の厚さに切り分けて、付け合せと一緒に盛り付けてるという、ちょっと特別感溢れる演出。

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ただ、このローストビーフがちょっと鬼門。少々脂がきつく感じられて、旅館でもホテルでも料理を残したことがないオレなのですが、半分くらいを残してしまいました…。グレービーソースをもっとどぼどぼつければよかったのかしらん^^;。クチコミをみると、オレと同じように思う方もいる一方、とても美味しかったという方もいて、この辺は好みかもしれません。

この後、鰻のひつまぶしがお茶碗に一杯分、デザートには桃のコンポートと季節のソルベ。この辺も美味しくいただきました。オレなんかには適当なポーションだった思いますが、若い人だともう食べたい!と思うかもしれませんね。

このホテル、客室露天風呂付きのツインでも、1泊2食で2名で5万円を切る価格設定。ロビーやお部屋、大浴場などハード面は高級感ありありな一方、兼任やタブレットの使用で極力人手を省力化、食事も調理には気を配って味は良いものを出すけど、過度な高級食材は使わないという感じ。同じレストランでいただく朝食もいかにも温泉宿の朝でしたが、とても美味しかったんですよ!温泉ホテルの1つの新しい方向性を、面白い形で打ち出しているなぁと、とても感心した宿でした。

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2023年6月30日 (金)

オーバーツーリズムの京都市街を避けて、京都の北端・天橋立に行ってきた!

最近、インバウンドが戻って混雑の度合いが増し、オーバーツーリズム状態になっているという京都市街。それを避けて周辺の観光地へ…という動きもあるようで。その選択肢の一つ、京都北部の丹後エリアの名勝・天橋立に行ってきました。今回の一番の目的は、トリ貝づくしです!

出発は京都駅から。JR西日本と京都丹後鉄道を通る特急「はしだて」に乗りたかったからなのですね、これが。概観も凝ってますが、社内もちょっとデザインがいろいろ。サロンみたいな部分もあったりして。

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車内で食べるお弁当は、京都駅の伊勢丹の地下にある、市内のいろいろな老舗料亭のお弁当を売っているところで調達。写真のお弁当で3000円代。別に調達したビールや日本酒をやりながら…というのが、列車の旅の楽しみです(^_^)v。

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京都駅から2時間で天橋立駅に。駅から徒歩5分のホテル北野屋さんが今回の宿です。新館の部屋の窓からは、海や天橋立の姿が。

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さて夕食はお目当てのトリ貝づくし。この地で安定供給ができる体制を整えてき「丹後とり貝」、4月下旬から6月下旬のだけの初夏の味としてブランディングしようとしているようです。実際大きくて、味が濃厚であま〜い!そんなトリ貝を刺し身やぬた、しゃぶしゃぶ、炭火焼き、握りなどでいただきました。

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さて翌日は、12:45天橋立発のバスで大阪駅に戻ることに(1人3000円と運賃もお安い!)。それまでの時間を使って、観光船で対岸の傘松公園へ。船の上では餌として販売しているかっぱえびせんを手に持つと、かもめがさらっていくのをたっぷり体験!

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対岸からリフトにのって上がる傘松公園からは、天橋立の美しい全景が眺められます。

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売店で京都の地ビールを購入して、ちょっと一休みをすることも。

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7月になれば天橋立には海水浴客が増えるそう。実はオレも子供の時には、何年か続けて8月にここに海水浴に来ていたんですよね。松林と砂浜も美しい場所での真夏のバカンスも楽しそう。天橋立、なかなの穴場です。

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