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2010年5月17日 (月)

今日は今金町のからの新鮮情報です。

有機栽培と言う枠を超え、オーガニックな発想、ライフスタイルを実践している「シゼントトモニイキルコト」さんに、今の畑の様子などを伺いました。

Photo

今、ようやく暖かくなりアスパラガスの収穫が本格的に始まっているところで、
平行してトマトの苗の定植作業や稲の苗管理、玉ねぎの定植作業などを行っているそうです。菜種の畑では越冬した芽が葉を伸ばし始め、「大豆などの種まき作業もそろそろ始まるかなぁ~」と日々を過ごしているとのこと。

寒くて、春が遅いな〜と思っていた私ですが、どんなに気候が不順でも自然はしっかり実を付け成長しているんですね。そして、その自然の力と恵みに支えられているんだな〜と感じる今日このごろです


シゼントトモニイキルコトの栽培方法についていくつか紹介しますね。

こちらでは、トマトは不耕起栽培と言う、農業の常識としてされてる、畑を耕さない農方を行っています。土の中の微生物やバクテリアが活発で水や空気の通排気にも優れているため、地温も高くフカフカの状態でなんだそうです。
そのフカフカの土で大切に育てられたトマトはきっと美人で美味しいトマトなんでしょうね。楽しみです。

稲は水代苗と言う昔のやり方を取り入れています。夜間の温度確保や光合成細菌などで活発で動き元気な苗になります。


「牛や羊に豚に鶏、いろんな生き物が春を迎え広い畑に出てのびのびと時間を過ごす姿は何ともほのぼのとした気持ちにさせられますね。」と曽我井さん。
暖かくなり、忙しい毎日を送っていらっしゃるようですが、生き物や自然を愛する気持ちを常にもって農業をされているんですね。

シゼントトモニイキルコトでは見学や農業体験、作業のボランティアなどの受け入れも活発にやっていらっしゃいます。興味のある方は、是非道南のオーガニックライフを感じてみてはいかがでしょうか。

シゼントトモニイキルコトでは作物だけを考えるのではなく土であり、水であり、空気であり、更にそこに生きる全ての生物について考えています。そしてそれら全てがあるからこその作物と人間という環境全ての調和を重視した農業を中心とした文化を考えています。そのような農業を体験することで、体験した方も農業とだけでなく、得ることが多い体験ができるのではないでしょうか。

今、作業の合間を縫ってホームページも作成中とのこ。「なんとか6月中旬には立ち上げたい」と頑張っているとのこと。またHPのことが分かればこのブログでお知らせしたいと思います。

忙しい農作業の合間にお時間をつくって下さった曽我井さん。ありがとうございました。

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シゼントトモニイキルコト
今金町神丘1033番地
電話050-1382-0830

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