アイヌ料理のお弁当付きのバスツアーに行ってきた!
このツアー、「平取町文化的景観シャトルバス」の一環で、平取町が文化庁のサポートを受けて行っているものです。沙流川流域でアイヌ文化と開拓の歴史が培ってきた景観が、国の「重要文化的景観」に指定されている平取町を、もっとよく知ろう!というのがテーマです。
さてバスはまず、二風谷アイヌ文化博物館に。ここにはアイヌの民具が多数所蔵されています。
学芸員さんの案内で、館内を見学。このへらのようなものは、イクパスイという神様にお酒を捧げる時に必ず添えるもの。自由に装飾していいものらしく、クマや貝が彫刻されていたり、漆や金箔が塗られているものも。
アイヌの人々がどんなものを食べていたかがわかる展示。夏は女性がこれらイナキギのような穀類などを採取して、冬は男性がシカなどを狩猟でとって暮らしていたそうです。
この博物館の外には、チセと呼ばれるアイヌの家を再現したものも。夏場はこのチセの中で、様々な工芸品の制作の実演が行われています。
さていろいろと民具を見学した後は、二風谷生活館に場所を移して、お楽しみの昼食タイム。この塩ジャケの下にあるのが、イナキビご飯です。黄色いぷちぷちしたキビは、ご飯のアクセントとしては、なかなか。
これはイナキビのシト(団子)。しっとりしていてとても食べやすいです。昆布のソースなどがかかっています。
お肉はシカ肉!お汁もヒトビロ(行者にんにく)などが入った具だくさんのシカ汁です。オハウという三平汁のルーツになったといわれるアイヌ料理の汁ものがあるのですが、それ風ですね。
と、なかなか美味なお弁当でした。ツアーではこのあとサラニプ(網袋)制作体験を行って、温泉とハム工房「シグびらとり」によって…という行程でした。製作体験、不器用ながら手作業に大集中(完成まで至らなかったけど(;_;))で、かなりの充実感!?
この平取町文化的景観シャトルバス、次回は2月21日日曜日。古式舞踊などアイヌの伝承文化を観ることができる「シシリムカ アイヌ文化祭 観覧ツアー」です。この回の昼食は、びらとり和牛 すき焼き御膳の予定。今回と同じように、アイヌ文化博物館や温泉にも立ち寄りますよ。興味のある方は、株式会社ノーザンクロス 電話01457・2・3501または011・232・3661にお問い合わせを。
ではまた!
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