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2021年6月

2021年6月29日 (火)

北海道にウニの季節がやってきた!

広い北海道、地域によってウニの旬は実は様々なのですが、やっぱり気分がアガるのは、利尻島や積丹半島のウニが旬を迎える6月から8月いっぱい。札幌でも新鮮なウニが楽しめる季節です。

ということで、まずは札幌駅北口のいつもの居酒屋「味百仙」へ。海産物が旨いこの店、ウニと一緒に赤貝などの貝物のお刺身もオススメです。

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こんな風にお刺身風じゃなくて、やっぱりウニ丼!という人も多いと思うのですが、今札幌で流行ってる(?)のは、ウニパスタ。いろんなイタリアンのお店が、新鮮なウニたっぷりのパスタ料理を競い合うようにして出しているのです。

で、味百仙からの帰り道、店頭の「ウニスパ」の文字に、吸い込まれるようにして入ってしまったのは、気軽なイタリアン・バル「ミア・ボッカ」札幌北口店。で、頼みましたよ、「北海道産塩水ウニの冷製スパゲティ」1680円を+880円でウニダブルに。じゃーん(^^)。

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札幌のウニパスタ、温かいものと冷たいものがあるんですが、これはカッペリーニを冷製で。あさつきの風味を利かせたオイリーなパスタが、新鮮な生ウニとめちゃくちゃマッチ! いや、夏の札幌には、やっぱりウニが似合いますね\(^o^)/。

 

 

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2021年6月16日 (水)

ホテルと食を楽しむ、ちょっと変わった奈良の旅(下)

さて、奈良の旅の後半です。2日目はいよいよ今回のメインの目的である、オーベルジュに向かいます。

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大神神社の近くで三輪そうめんをいただいた後、再び万葉まほろば線」に乗って、桜井駅へ。この駅からタクシーで15分ほど、周囲に目立った建物が何もない…という田園風景の丘の上にある「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」が本日の宿です。

この全9室のオーベルジュ、奈良県が運営するフレンチなどの「食」と農業を学べる「なら食と農の魅力創造国際大学校」(2016年4月開校)に併設された施設で、「指定管理者としてひらまつがオーベルジュの運営を行います」とのこと。「ひらまつ」といえば、オレが勝手に「料理界の劇団四季」と呼んでいる、フレンチなど高級レストランを全国に展開するレストラン業界の雄ですが、最近ホテルも全国に続々とオープン。その皮切りとなったのが、この奈良県桜井市のオーベルジュなのです。

ちょっと贅沢して、今回お部屋はスイートに。各部屋にテラスが設置されていて、周囲ののどかな眺めが楽しめます。目の前は水田。そうそう、関西って、6月の梅雨の時期に田植えなので、これからなんですよね。このロケーション、オレはかなり気に入りました(^^)。

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広々リビングはソファーもあって、ゆったり寛げます。これの横にダブルベッドが2つの寝室があります。リビングにも、寝室にも50型?ぐらいのでかいテレビが!でもまあ、こういうところでは、全くテレビは観ないのですが^^;。

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鷺や鳶が水田に遊んだり、さまざまな蛙が鳴いたりするのを見聞きしながら、テラスでゆったりと持参したシャンパンなんぞを飲んでいるうちに、ディナーの時間です。食事は橿原市街と桜井市街の夜景が望めるメインダイニングで。まずは「ガーデニング」というタイトルのアミューズから。植木鉢やガラスの器以外は全部食べられる、ちょっと遊び心のあるお料理です。

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お次は、モンゴウイカと青紫蘇のお料理。身の厚いイカの食感が、紫蘇やキャビアとよく合います。お皿の周囲にぽつぽつあるのは、白いバルサミコ酢なんです。

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たこ焼きみたいですが、奈良名産の大和芋の中にフォアグラを入れて揚げたもの。これをトリュフと一緒に大和牛(そんなブランド牛が今はあるんですね〜)でとったコンソメに浸していただきます。うんまい!

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さて、このオーベルジュのディナー、奈良県産の野菜や肉がふんだんに…はそうなのですが、もう一つの特徴は、奈良の地酒とフレンチのマリアージュが楽しめること。お酒はペアリングでお願いしたのですが、最初にアルザスのリースリングが出た後は、3連続でみむろ杉と篠峯の日本酒が!これがまた、和のテイストが入った料理によく合うのです。

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さて、少し酸味のある篠峯と合わせるのは、イサキの「大和当帰鍋」。皮目を炙ったイサキを野菜コンソメの冷たいスープでしゃぶしゃぶさせて、お醤油ベースのタレやミソでいただく一品。面白〜い。

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みむろ杉の純米大吟醸と合わせるのは、金魚に見立てた白身の魚と地場のフルーツトマトの一品。これが見栄えだけじゃなく、酸味&旨味のバランスがほんとに絶妙で。

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お肉料理は大和牛のとうもろこし燻製。ストーブの鍋でとうもろこしの煙を吸ったお肉は、香り高くてジューシー!さすがにこの料理には、ボルドーの赤ワインを合わせましたよ。

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デザートには奈良県産のびわを使ったものも。びわって、めちゃめちゃ旬の期間が短いですが、好きなんですよね〜。

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ポーションもちょうど良く、料理内容もクリエイティブで、さらに日本酒とのマリアージュという目新しさも。いや〜、とても楽しかったです。

さて、朝になって、少し色づいた空が水田に写る様子を眺めながら、テラスでモーニングコーヒー。最近定番ですが、部屋にネスプレッソコーヒーマシンがあるんですよね。

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朝食はサラダにかぼちゃのスープにパン。そして卵料理は、オムレツかガレットの選択です。ガレット、美味しかった!

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ロケーションに料理、部屋にホスピタリティと、どれをとってもここは高得点の宿でした!

さて、飛行機の時間までに寄れるところは…と、この季節はあじさいが美しい長谷寺に行くことに。このお寺も桜井市にあるのですが、近鉄電車に少し乗って、駅からかなり歩いて到着…と思ったら、さらに境内を上がります^^;。

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本堂の観音様にお参りした後は、境内の中のいろいろなところにあるあじさいを散策することに。

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この長谷寺は「花の寺」とも呼ばれていて、桜は牡丹が有名なんです。実家と同じ近鉄大阪線沿線ということで、子供の頃はよく家族で訪れていた…という記憶はあるのですが、具体的な映像は何一つ覚えていなくて…。今回、本当に久しぶりにきれいな花々を堪能することができました。どの季節にも何らかの花がある非常に大きなお寺なので、「オーベルジュ・ド・プレザンス 桜井」に行くならば、ちょっと寄ってみるといいと思いますよ(^^)。

 

 

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2021年6月15日 (火)

ホテルと食を楽しむ、ちょっと変わった奈良の旅(上)

コロナ下ではありますが、安い国内線の航空チケットを購入しちゃっていたので、関西へ。のんびりとホテルと食を楽しむ奈良の旅を楽しんできました。

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乗ろうと思っていた朝の便が一カ月も前に欠航が決定。で、振替便は4時間遅れで、奈良市街への到着は16時あたりに。初日の観光は諦めて、ホテルに直行します。宿は前から泊まりたかったクラシックホテル・奈良ホテルです。

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外観は和の要素たっぷりの、堂々たる木造建築!で、中はもちろん洋風なのです。フロントからしてこんな感じ。

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ロビー的に使える待合室もクラシック。

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びっくりなのは、廊下の広さです。ちょっと他のホテルにはないですよね。

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お部屋はちょっと広々としたツインにしてみました。ベッド、しっかりクッションでとても寝やすかったですね。あとお風呂やトイレなど水回りは完全に最新のものにリフォーム済。快適そのもの!

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2階の部屋。窓からは若草山や興福寺の五重塔が見えます。写真の右が若草山ですね。

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さて、夕食は街の中で…ということで、近鉄奈良駅の駅前から伸びる東向商店街にある「酒房 亜耶」へ。豊富な海産物と奈良のお酒を気軽の楽しめるお店です。お酒は篠峯や百楽門、山鶴などをしっかりと。なぜか写真はポテトサラダ…^^;。

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帰りがけ、猿沢池のほとりの道の街路樹に灯りがともされていたり、興福寺五重塔がライトアップされていたり。奈良の夜は店が閉まるのが早いのが難点なのですが、ぷらぷらお散歩するのも楽しいです。

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夜見るホテルの玄関も、またカッコいいですね。

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さて、翌朝。朝食はホテルのメインダイニングでいただきます。和食か茶粥か洋食か。やっぱり奈良らしくということで、茶粥にしてみました。緑茶でしっかり炊き込んであります。

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雨だったこともあって、奈良市街の観光はパス。次の目的地、桜井市に向かいます。ホテルからJR奈良駅までタクシーで、そこからの「万葉まほろば線」の三輪駅で下車。駅前の食堂に荷物を預けて、大神神社に参拝します。実は大阪出身のオレ、子供の頃の初詣はいつもここだったのです。超久しぶり!ここの神社、拝殿には御神体はありません。三輪山自体が御神体なのです!すげ〜。

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この日本最古の神社・大神神社は、お酒の神様でもあって、全国の酒蔵に杉玉を送る「送り手」でもあるのです。そして、拝殿や祈祷殿には杉玉が飾られています(写真は祈祷殿の杉玉)。

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本当はこの神社の近くに蔵を持つ「みむろ杉」の今西酒造の蔵や神社を巡るツアーに参加したかったのですが、今は休止中。今西酒造の参道店の方に聞くと、コロナが原因というよりは、まだ造りをやってたり、蔵の改装などで人手が足りないことが原因のよう。ちと残念でした。でも、お酒はしっかり買ってきましたけど(^o^)。

さてお昼はやっぱり三輪そうめんですよね。参道辺りにいろいろお店があるのですが、「そうめん処 森正」へ。築100年の家の庭を使ったお店でいただけるのは、にゅうめんや冷やしそうめん。見た目も涼しそうでしょ。

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さてこのあとは、今回の旅のメインイベントのオーベルジュへ…なのですが、長くなってきたので、この次に(^o^)。

 

 

 

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2021年6月 9日 (水)

白老牛をリーズナブルかつ美味しく味わってきたよ!

あまり籠もっているのもなんなので、白老町の「ファームレストランウエムラ ビヨンド」へ。ウエムラ牧場直営のこのレストラン、以前は牧場の中にあったのですが、昨年6月にウポポイに近い今の場所に移転したんですよね。

ダークな色調の木の家具が生み出す落ち着いた雰囲気の店内。さて、何を食べようかな〜。以前から定評があるのはハンバーグですが、思い切ってステーキも食べてみてもいいし、ステーキ丼もあるし…と悩んだ末選んだのが、「白老牛ファームレストランセット」(2420円)。ハンバーグもステーキも、牛丼も食べられるという迷いがちな人のための、とてもリーズナブルなメニューです(^^)。

なんと前菜もでます。コレ、牛肉のお寿司です。うんま!

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そしてメインの3品が載った鉄板が到着!

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ステーキといっても、この薄さは…というのは、ご愛嬌。薄い分、早く食べきゃ、鉄板からの熱が通り過ぎちゃうかも^^;。下に敷いてある玉ねぎをくるんで食べるのが、ぴったりです。ハンバーグはさすがの美味しさ!すごくシンプルなんですけど、味わい深いのは、やっぱお肉の力なんでしょうか。そして牛丼(の具)も。ご飯はおかわり自由。小盛りだったのもあったので、2杯も食べちゃいました(^o^)。

民族共生象徴空間「ウポポイ」のすぐ近くなので、ここに行く時のランチに…というのもいいかも。これからのドライブの季節に、ぴったりかと。

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2021年6月 1日 (火)

弟子屈ラーメンの新しい挑戦を味わってきたぞ!

丹念に作られた味が人気の「弟子屈ラーメン」。その発寒店が新しい麺料理を提案する店「RAMAT(ラマッ)」として、この4月にリニューアルオープンしました。ラマッというのは、アイヌ語で「魂」「命」の意味だそうです。

リニューアルに伴って、この店ならではの麺メニューが登場。今日は看板メニューのひとつ「RAMAT白 阿寒ポークベーコンの白湯バジル麺」980円を食べてみました。じゃーん。

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塩気がけっこう利いた乳化白濁スープは魚介の風味。緑のソースはジェノベーゼなので、しっかりバジルの香り&味が。ニンニクもがっちりアクセントになっています。かき混ぜていただくと、もっちり太めの麺にスープが好相性!燻製の香りの強いベーコンやきのこの具材も、いい感じで口の中に響いてきます。うん、このインパクトは、リピート、アリアリですね(^^)。

RAMAT赤というのもあって、こちらは「阿寒ポークベーコンのスパイス麺」980円。あとアイヌ語の店名らしく、アイヌの代表的料理・オハウをラーメンに仕立てた、「鮭の汁物」(チェプ オハウ)950円、「鹿肉の汁物」(ユク オハウ)1100円も。

なかなかレギュラーでアイヌ(風)料理を出すお店がない中、このメニューのチャレンジは凄いですね。ちょくちょく通って、まずはこの辺を全て制覇しなければ\(^o^)/。


 

 

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