江戸前鮨の真髄を人形町の老舗で味わってきた。
さて、3月の東京&箱根のグルメツアーのメインイベントは、実はココ、人形町の「㐂寿司」です。まあこの一軒家の風情からして、ザ・江戸前って感じで、ずっと前から行きたかった店なのです。
お昼に行ったし、初めての店だったので、いつものように旬の刺身から入るのではなく、ストレートにお鮨を。おまかせ握り(1万2000円)を頼んでみました。カジキマグロから始まるおまかせ。最初に気づくのは、シャリが甘くないこと。このお店では数種類の酢は使っていますが、そこに砂糖は一切いれてないそうです。でもネタには、ぴったり合ってるんですよね。
白身やイカ、ウニにコハダと絶品握りが続きます。で、すごく美味しかったのが、車海老。もちろん江戸前なので茹でてありますが、シャリとの間に入ってる「おぼろ」が絶妙の旨さを演出しているのです。
10貫ほどのおまかせが終わって、さらに出てこなかったネタを注文。やっぱり江戸前で食べたいのは、煮ハマグリですよね〜。やわらかくて、噛むほどに味が出て…。
しかしこのお店で最も感動したのは、次に頼んだトリガイ!こんな生っぽいトリガイは食べたことがありません。なんでも、他の鮨店とは違う感じで仕入れをしているそうなのですが…(このdancyuの記事を参照)。この一貫をいただくためだけでも、この店に来る価値がありそうな旨さです。
もちろん日本酒もいろいろ。結構飲んで食べたので、お昼にしては値が張りましたが、それでも大満足!予約は必至なのですが、東京に行ったらまた訪れてみたい店です。今度は、刺身から入ってみよっと^_^。
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