今のうちに行っておこうと、あの京都の老舗料亭に行ってみた\(^o^)/
最近やっぱり京都にハマっていて、また紅葉にはちと早い京都に。初めて苔寺で知られる西芳寺になんかも行ってみました。
予約が必須(ネットでも可)のこのお寺、訪問者の9割が海外の方。まず写経がオブリゲーションで、これをやらないと庭に入れません。
とはいえ、薄く書かれているお経の漢字を筆ペンでなぞるだけなので、日本人なら楽勝。でも隣でやっていた欧米系の老夫婦は、最初の2行で断念してました…^^;。 でやっと観れるのが、緑に覆われた美しい庭園です。
さて今回の京都旅のメインイベントは、「瓢亭」に行くことです。そう、あの瓢亭玉子の瓢亭ですよ。「いつかは…」と思っていたのですが、そろそろ美味しく喰えて、飲める内に…と気分が変わってきたのです。
地下鉄の駅から歩いていくと、大きな看板はなく、「懐石料理 瓢亭」と書かれた小さな布?の掛かったお店が。そこから入ると、茅葺き屋根の離れのような建物が続いています。
その一つに案内されると、中はうっすら暗い趣のある和室。畳の上にテーブルと椅子が配置されているのは、今風で大変ありがたいです。
まずは向付。ウニにいくら、イカにクラゲを合わせたものと、松茸と青菜をあっさり和えたもの。いきなり松茸ですよ。
お刺身は明石の鯛。この独特の弾力は、いい鯛でしか味わえない感触。お久しぶりです。
お椀は鱧と、再び松茸。出汁がほんのり甘みが感じられて、とにかく旨いです。聞くと、松茸は岩手県産。どうりで香りがいいわけで。
さてお待ちかねの八寸。ここで瓢亭玉子の登場です。確かになんてことはない小ぶりな茹で卵なのですが、黄身のとろっ具合と、白身のぷりっ具合、そして少量かけられているお出汁の感じが絶妙です。
焼き物は三度松茸と、子持ちの鮎です。鮎は琵琶湖の養殖ものだとか。焼き松茸なんて、ほとんど初体験。これだけでいくらするんだろうと…。
煮物は蕪の炊いたものに穴子です。これも出汁の感じがすごく良くて、美味しいのです。ただ少々この辺でお腹がいっぱいに。
さらに登場するのが、強肴。牛肉を醤油や酒でさっと煮込んだもの。いい牛肉なので、わさびでさらっといけます。ちょっとお腹、苦しいですが。
さて食事は大好物の松茸ご飯と赤だし。満腹でも、これは食べれちゃいますね。
少し驚いたのが、水菓子。コンポートやアイスクリームの入った一皿で、ちゃんとデザートしているのです。老舗料亭も進化を続けているんですね。
この後練りきりがでて、最後におうすで終了です。とても満足。途中、女将さんもご挨拶に来たり、お見送りをしてくれたりと、おもてなしも高飛車じゃなく、とてもフレンドリー。
松茸づくしもあって、1人頭1食金額の過去最高額を更新してしまいましたが^^;、その価値あり!の体験でした。
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